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項羽と劉邦(15)

韓信がいないと見るや、項羽が攻め入ってきた。
劉邦は韓信の残した言葉通り、王陵を大将に任じる。
王陵は期待通りの働きで楚軍に大被害を与える。
項羽は人質として捕らえてある王陵の母を利用して味方に引き入れようとするが、王陵の母は自ら命を断つ…。
川を背にして陣を築いた漢軍を見て、趙軍の陳余は自信満々に出陣した。
しかしそれはまたしても韓信の策略だった。
この世に言う「背水の陣」により、またしても項羽は煮え湯を飲まされる。
そして誰も信用しない項羽はついに重臣范増にまで疑いの目を向け、范増は無念のままに項羽の元を去る。
劉邦の危機を救うため、自ら身代わりとなった紀信。
同じく捕らわれた従公、周苛など、劉邦の部下は項羽が寝返りを勧めるのも聞かず、次々と自ら命を絶つ。
なぜ自分の部下は裏切るのに劉邦の部下は信義を貫くのか。
その原因が自分自身にあることに項羽は気づいていなかった。
失態を犯し兵を取り上げられた韓信は、麗食其が相手を説得し降伏させていたにもかかわらず、功を焦り斉を攻め落とした。
韓信を天下人と見たカイ通は韓信に斉王となることを勧め、韓信は恐る恐る劉邦に申し出る。
烈火のごとく怒る劉邦だが、それまでの功績を考え、それを認めるのだった。
韓信の策によって追い込まれた楚軍。
項羽は劉邦に降伏しなければ人質にとっている劉邦の父を殺すと言ってきた。
心揺らぐ劉邦に対し、張良は項羽と和睦し、父親を連れ戻すことを提案する。
そしてその命を帯び、侯公が和睦の使者として項羽の陣に乗り込んだ!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60010762